札幌市近郊限定で、ホームページ制作、出張料理撮影、ハンドメイド制作などを行っています。

20代前半にフリーランス(自営業)になった私が伝えたいこと

20代前半で会社を退職してから約2年が経ちました。現在も在宅でフリーランスとして働いている私が感じたことを書いていきます。会社を退職したい、転職したいと思っている人は、是非参考にしてください。

なぜフリーランスになろうと思ったか

大学卒業後、特に夢がなかったので色々なサービスを提供しているベンチャー企業に就職しました。写真撮影やデザイン、ホームページ制作、映像制作など、クリエイティブな仕事がメインです。

サービス料金を決めさせてくれたり、雑用期間がほぼなかったり、新しいことに挑戦させてくれたりと、成長するのには良い環境だと感じました。唯一のデメリットは、残業が多い職種なので時間が取られてしまうことです。

社長には、面接時に「いつかフリーランスになりたい」と話していましたが、出勤して働いて、帰ったらお風呂に入ってすぐに寝るという日々を送っていると、「いつかなりたいじゃ遅い」と考え始めました。

20代からの理想の生活とは

「看護師になりたい」「講師になりたい」など、職種を夢や目標に考えている人は、その職種で良い条件の勤務先を選ぶのか理想です。

夢がない人は、安定した収入や労働時間といった条件を元に会社を選択する人が大半だと思います。

私もなりたい職種がなかったのですが、このような考えには至りませんでした。今後何十年と仕事をするので、やりたいこと以外で人生という一度きりの短い時間を消費していくのはあまりにも悲しすぎる。という思いが強く、自分にとっての理想の生活ってなんだろうと考えました。

まずは不満点を書き出す

理不尽でも我慢する

働かせてもらっているので、自分の考え方ではなく会社の考え方に従う必要があります。

理不尽なお客様の対応をする時、自社や自分が悪くなくても謝るのが基本です。クレーマーの対処で有名なのは、反論せずに謝り続けることです。しかし、私の性格だと、 「自分のミスを認めたことになるので、自分や自社が悪くない場合は謝らない。認めてしまうと、予想外のことに発展したり、万が一裁判沙汰になってしまうと不利になる。もちろん、少しでも悪い部分がある時は素直に丁寧に謝る必要があるが、何でもかんでもすぐに謝るのはおかしい。」という考え方をしてしまいます。

性格やマナーの悪い人の依頼も立派なお客様なので受けるのが当然ですが、私なら断ります。

収入の上限がある程度決まってしまう

業績が優秀な人には報酬がありますが、多くの企業は完全な成果報酬を導入していないです。のんびり作業している人も、素早く作業している人も、収入はあまり変わりません。また、勤務年数も収入に影響してしまいます。

これは会社に務めている限りは避けにくいところです。

職場の人と仲良くやっていく

どこの企業でも、性格が合わない人は当然存在します。それでもこれから長期間、仲間として関わっていくのでコミュニケーションをとることは大切です。絶縁は難しいです。 人間関係はストレスが溜まりやすいので、精神疲労の原因の一つになりました。

残業時間が多い

勤務時間は12時間以上が多く残業に嫌気をさしていましたが、残業時間がなくてもフリーランスになる決断をしていたと思います。

次に夢や理想を書き出す

好きな人と好きな時に好きな仕事をする

これが実現できると、「学生時代のように、仲間と共に何かに熱中して取り組んでみたい」「一年中旅行していたい」という夢も叶えられるので、私の理想の生活は、この一文にまとめられます。

好きな人というのは、共に仕事をする仲間やクライアントのことです。
好きな時というのはそのままの意味で、やる気が出た日や時間帯のこと。
そして好きな仕事は、メインの仕事だけではなく様々なジャンルの仕事です。

不満を解消して理想を叶えるには

私が上記で挙げた不満を抱かない環境を手に入れ、好きな人と好きな時に好きな仕事をする方法を考える訳ですが、すぐに答えは出ました。

それは、フリーランスになることです。これ以外に存在しないという結論です。

自営業の場合、方針やルールはすべて自分が決めて、収入は自分の実力次第で無限に増えていき、人間関係を気にせず基本的には一人で好きな時間だけ好きなタイミングで作業することができます。また、ストック型のビジネスを始めれば、ほぼ働かなくてもお金が自動的に入ってくるので、年中旅行というのも可能になります。ノートパソコンのみで完結する仕事をすると、好きな場所での仕事も実現できますね。

お金では買うことのできない時間がどんどん消費されていく現状に危機感を抱いていた私は、すぐに行動に移します。1ヶ月後に退職するという意志を伝えたり、失業手当を受け取る準備をしたり、ホームページを制作したりしました。そして、とうとうフリーランスになり自由を手に入れ、ストレスフリーの素晴らしい日々を現在送っております。

フリーランスの難しいところ

最も難しい集客

フリーランスが一番困ることは集客です。どのビジネスをするにしても、知名度を上げるためには露出を増やす必要があります。そこが広告を出しても難しく、約9割の人は苦戦するでしょう。

前職から業務委託という形で仕事を貰ったり、クライアントを紹介してもらったり、クラウドソーシングなどの既存Webサービスを利用したりして、徐々に存在を知ってもらう地道な方法が得策かもしれません。

ご縁で良いパートナーが見つかることも十分考えられますよ。

ビジネスを考える企画、発想

退職後は、「どんなビジネスを始めるのか」「自分が始めようと思うビジネスは儲かるのか」といった事を考える日々です。この段階で失敗してしまうと、フリーランスは凡人には無理だと思い込んでしまう可能性があります。失敗しても問題ないように、まずは資金が必要ないビジネスを考えることをおすすめします。その中で元手が必要なやりたい仕事があれば、挑戦してみると良いでしょう。

料金設定

料金の設定は、一時間あたりの自分の価値を決めるということです。

安く提供してしまうと、需要が高くても供給が追いつかなくなり、時給換算するとアルバイトよりも安くなってしまうことがあります。労働時間も正社員時代と変わらない・・・ということにもつながりかねないので、慎重に決める必要があります。

税金の知識が必要な確定申告

フリーランスになるとお金の管理を自分でする必要があります。経費で落とせるものと落とせないものを把握しておかないと、かなり損してしまうこともあります。調べれば難しいことではないのですが、会計ソフトを使用しても入力に時間をとられてしまうという欠点があるので、早めに安定して儲けられるようにし、この作業を税理士に頼むべきです。

フリーランスになって感じること

ダラダラしたいと思うことがなくなる

疲労が溜まっていると、起床後や土日などはゆっくり過ごしたいと思いますよね。フリーになると好きなタイミングで睡眠をとることができるので、常にスッキリしてパフォーマンスが高くなります。毎日休んでいる感覚なので、週7日間働いていても全く苦になりません。

ストレス激減で体調万全

どんなに良い人達と関わっていても、一人でいる時よりは少なからず無意識にストレスがかかっています。対面する時間が大幅に減ったことで、精神が疲れることもなく快適な毎日です。

短気な人やネガティブな人の会話が耳に入ると、心臓が絞めつけられるような感覚がありましたが、そのようなストレスのかかる環境は無くなり、胃やお腹の調子が特に良くなりました。

平日の昼間に街に出る

平日は土日に比べて、

  • 宿泊施設や飲食代が安い
  • 交通機関や観光施設が空いている
  • 病院の予約がとりやすい
  • 役所などに行ける

などのメリットがあります。フリーランス仲間ができると、お互い曜日に関係なく会うことができるので、充実した日々を送れます。

無駄な時間がなくなった

シャワーを浴びて会社に到着するまでの時間と、退勤してから家に着いて着替え終わるまでの時間は非常にもったいないです。私の場合、勤務先は徒歩圏内でしたが、上記の時間を計算すると1日2時間30分になります。毎月約75時間も無駄にしていると考えると、貴重な時間が出勤退勤という行動に奪われていることに気がつきます。その時間を今では有意義に使えています。

新しいことへの挑戦意欲が高まる

最近されて困る質問が「今何やってるの?」「どのようなお仕事をされているのですか?」です。現在やっていることをまとめて言うとどのような表現になるのかわからないほど、約2年間で様々なことに挑戦してきました。そして、継続しています。開業時はホームページ制作関係をメインにしていたので、職業はWebデザイナーと答えていますが、実際は現時点で20種類近くの仕事をしています。

ストック型ビジネスを始められる

一度作業してしまうと、あとは勝手にお金が入ってくるというビジネスです。ストック型でなくても、すべて外注化できるような状態にすれば良いので、不労所得を手に入れることは夢ではありません。フリーランスの特権は時間に余裕があることなので、その時間を活かして今のうちに不労所得を得る準備をして、数年後には働かなくても暮らせるようになっていると、生涯安心ですね。

これから退職したいと考えている方へ

この記事をご覧になっているということは、フリーランスになろうか迷っていると思います。始めは集客の壁にぶつかるはずなので、勉強とアルバイトをしながら露出を徐々に増やしていきましょう。

大学卒業後は就職することが当たり前の世の中なので、正社員ではなくアルバイトという肩書きを恥じる人がいますが、私は全く問題ないと思います。年功序列やボーナスが正社員の強みですが、時間搾取や収入限界を考えると、フリーランスでメインの仕事に加えてストック型のビジネスをしているほうが、現在も未来も幸福になります。

自分で選んだ環境に対して不平不満を言いながら働くよりも、アルバイトしながら理想を手にしようと挑戦し続けている人の方が素敵だと私は考えています。

また、金銭面で不安がある方もいますが、贅沢をしなければ週3くらいのアルバイトだけでも生活はしていけます。

私を例にあげると、最近前職のデザイナー会社からサポートしてくれないかとお願いされたので、時給2,000円で月に40時間だけ働いています。これだけで月給8万円になり、もし週に3回、1日6時間働いたら月144,000円の収入です。週に4日フリーランス関係の準備にあてて無収入でも、贅沢しなければ生活可能です。

ちなみに、正社員と同様、1日8時間、週5回このアルバイトをすると、月の収入は250,600円です。こうしてみると、正社員として就職しても、20代だと時給2000円以下で働いているのと同じかもしれません。

それだったら、正社員ではなくアルバイトをして生活費を稼いで時間を確保し、週3〜4日フリーランスになるための準備をする時間にあてた方が良いのではないでしょうか。

現代にはインターネットという最強のツールがあるので、どんな人でもお金を稼ぐ能力を身につけられます。つまり、現在の職種や知識に関係なくフリーランスで生活していくことも可能です。需要を調べて、必要な能力をインターネットで調べて無料で習得し、依頼を受けたり提案したりして稼ぐことは誰でも挑戦可能なので、必要なのは行動力と決断力のみです。

若いうちに色々経験して知識を身につけ、30代や40代で起業すれば良いと言われたことが何回もあります。しかし、会社で働かずに独学で知識を身につけた方が、より短期間で細かい情報に触れることができるし、20代の10年間がどれほど人生の中で大切な時間かを考えると、早い段階で独立することが推奨されます。

私は大学を出て就職し、それから起業という流れでしたが、今となっては大学に入学した時点でフリーランスになるための準備を始め、大学4年生で起業すべきだったと後悔しています。

読者の皆様の理想を叶えるためにはどのような方法が考えられますか。仕事は何十年も続くことなので、今一度考えてみてください。
フリーランスで成功させるための方法は、また機会があれば記事にしたいと思います。